添加物って結局何なの?体への影響をわかりやすく解説!

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昨今、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアでも様々な食品を買うことができますね。仕事や家事が忙しくて、お惣菜や冷凍食品を買う人も多いのではないでしょうか。

そんな私たちが普段食べている食事の多くに「添加物」が含まれています。それは、いつでもどこでも食品が買えることに関係しています。

ひよこ君

長期間保存できるようにするためや、製造をより簡単にするために「添加物」が使われていると聞いたことがあるよ!

いつでも手軽に食べたいものを買うことができる反面、

「添加物は危険」「添加物はできるだけ少ない食品を選んだ方が良い」

など、何となくそんなイメージがありませんか?

ひよこ君

健康を意識して「添加物」をあんまりとらない方がいいってよく聞くけど、、、。

ゆっきー

どうして「添加物」って体に悪いと言われるんだろう?

あくえり先生

確かに、イメージばっかりが先行して具体的に「添加物」が何なのかよく分からないところがあるよね。

そこで今回の記事では、添加物の中でも食品添加物に絞って

  • 食品添加物とは何か?
  • 体にどのような影響を与えるのか
  • 食品添加物とどのように付き合っていけば良いのか

について、詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事は以下のような人におすすめです!

・食品添加物ってそもそも何なのか分からない
・なんとなく体に悪いと思うけど、もっと詳しいことが知りたい
・食品添加物とどのように付き合っていけばよいか迷っている

目次

食品添加物とは?

そもそも食品添加物とは、一体何なのでしょう?

厚生労働省が定める食品衛生法では、食品添加物とは「食品の製造過程、または加工や保存の目的で使用されるもの」と定義づけられています。

あくえり先生

つまり、添加物は食べ物を作りやすくするため、腐らせないようにするために使われているってことだね。

食品添加物には人工のものと天然のものがある

食品添加物と聞くと、何となく化学物質のイメージがありませんか?

ですが、食品添加物には、天然のものと人工的に合成されたものの両方が存在します。意外に思われるかもしれませんが、食品添加物には天然のものも含まれているのです。

厚生労働省は、400種類以上の天然の添加物を、食品添加物と定めています。例えば、私達にとって馴染みのある塩は保存を効かすために、シソの葉は着色料の添加物として使われています。

ひよこ君

言われてみれば、塩やシソは意外と身近なものだったりするね〜

食品添加物は何のために使われているのか

みんなが避けたがる食品添加物が、なぜわざわざ食品に添加されているのか気になりますよね。

食品添加物は、食品の製造工程をスムーズにしたり、保存期間を長く確保するために使われます。また、食品を美味しくしたり、見た目をよくしたりするためにも欠かせないものです。

さらに、食品の栄養を補充したり、強化したりするための食品添加物も存在します。

食品添加物は、私達の豊かな食生活を確保するために、必要不可欠なものとして使用されてきました。

身体への影響が懸念されている

食品添加物が嫌われているのは、みなさんが自分達の身体への悪影響が心配だからですよね。食品添加物が何なのかよく分からなくても、その安全性を気にしている人はきっと多いと思います。

食品安全委員会は、食品添加物について「ADI(摂取一日許容量)」という基準を設定して、食品の評価を行っています。ADIは、人間が生涯摂取しつづけても身体に悪影響がでないと推定される1日当たりの食品添加物の摂取量です。

厚生労働省は、ADIの評価をもとに、食品添加物の量を管理しています。日本のお店にならぶ食品は、全てこの基準をクリアしたものです。そのため、身体への悪影響を過度に心配する必要はありません。

食品添加物は身体にとって悪いものなの?

そもそも食品添加物は、私達の身体にとって悪いものなのでしょうか?

あくえり先生

ここからは、具体的にどのような影響があるのか見ていきましょう。

悪影響を及ぼすものもある

結論から言うと、食品添加物の中には私達の身体に悪影響を及ぼすものもあります。

天然由来の添加物であれば、化学物質を合成した添加物より安全であるように思われるかもしれません。ですが、天然由来の添加物の中にも食用ではないものから抽出された成分も存在しますし、安全性が確かめられていないものもあります。

「天然の添加物なら安全」という判断基準を持つことは、危険です。

前述した通り、食品に含まれる添加物の量については国によって安全性が管理されていて、過度に心配する必要はありません。ですが、日本の基準と海外の基準は異なり、日本で安全とされているものも、海外では禁止されている場合があるのも事実です。

そして、何より身体の添加物の許容量というのは個人差があります。たくさんの量を摂取したり、常習的に摂取したりしていると、身体に悪影響を与える可能性は十分考えられます。

食品添加物が体内に入ると、活性酸素が発生します。活性酸素はもともと、人の免疫機能に欠かせない成分です。ですが、増えすぎると、体内の正常な細胞や組織を攻撃してしまいます。その結果、免疫機能の低下、動脈硬化、がん、老化、お肌のシミやシワなど、身体に大きな悪影響を与えてしまうことになるのです。

喫煙やアルコール、ストレスなども活性酸素を増やす要因となります。食品添加物の採りすぎは、そのようなものと同様の悪影響を身体に及ぼすと言えるでしょう。

ひよこ君

ひぇええええ。。。
天然のものだったら安全だと信じきってしまっていたよ。

ゆっきー

確かに「天然」とか「オーガニック」っていう文字を見るだけで安心しきってしまうと少し危ないよね。

どんなものにも限度がある

そして、食品添加物に限ったことではなく、私達が体内に取り込むものには、どんなものにも限度があります。

例えば、水や塩は私達が生きていくために欠かせない物質ですよね。ですが、そんな水や塩であっても、致死量を超えれば、人間は死んでしまいます。

添加物も同じように、上限を超えた量を摂取すれば、私達の身体を破壊することになります。そして、その限度量が、他の食品や天然の物質に比べて遥かに低いということを認識する必要があるでしょう。

全く摂取しないことはできない

そのような話を聞くと、心配になって食品添加物を全く摂取しないようにしようと考えるかもしれません。ですが、食品添加物を全く摂取しないことは、現代の食生活においてはとても困難です。

前述したように、食品添加物は、食品の美味しさや品質を確保するために使われてきました。ほぼ全ての食品に添加物が含まれていると言っても過言ではありません。

全く添加物が含まれていない食品を揃えることは、とんでもなく時間と労力がかかるはずです。酸化や消費期限が著しく短くなり、生活にもストレスを感じる可能性が高いです。本来楽しみであるはずの食生活が彩りのないものとなってしまうかもしれません。

ひよこ君

今僕たちがコンビニとかで手軽に食べられているのは、添加物を使っているからってことなんだね。

あくえり先生

なぜ添加物が体に悪いのか過剰に摂取した際のリスクについてなど、
以下の記事でも詳しく解説しているから合わせて読んでみてくださいね。

食品添加物とどうやって付き合えば良いの?

食品添加物が結局何なのかは分かりましたが、一体どのように付き合っていけば良いのでしょう?

あくえり先生

ここからは、食品添加物との上手な付き合い方について解説していきます。

成分表記をよく確認する

買い物をするときに、ぜひ成分表記を確認する習慣をつけてください。少し面倒くさく感じてしまうかもしれませんが、食品に含まれている成分を確認するためには、1番確実な方法です。

成分表記をよく見ると、途中で「/」のマークが入って、区切られています。この「/」以降は全て添加物の表記です。

「/」以降を確認して、添加物が多すぎるものは避けるようにしましょう。

ゆっきー

成分表を見るようになって一番驚いたのは、スーパーマーケットで買うチョコレートとオーガニックショップで買うものの表記が全然違うことに驚いたな〜!

あくえり先生

また、食品添加物の成分について以下の記事でも解説しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。

過剰な判断は避ける

全く食品添加物をとらない食生活に切り替えることは、とても難しいです。過度に心配しすぎず、添加物の量を減らすことを考えましょう。

「添加物をとにかく避けなきゃ」と神経質になってしまったり、今まで好きだったものをいきなり一切やめようとしたりすると、ストレスに繋がります。

前述した通り、ストレスも添加物と同じように体内に活性酸素を発生させて、健康に悪影響を与える原因となります。健康のために考えたことで、心も体も元気をなくしてしまったら、本末転倒ですよね。

今までよりも添加物の量を減らしていくことを楽しみながら行うくらいの気持ちで、ぜひ気楽に取り組んでみてください。

ひよこ君

例えば、ご褒美として週に一回無添加のおやつを買うとか、ちょっとずつ無添加のものを食べていくのはどうかな?

摂らなくてもよい選択肢があれば採らない

全く添加物を採らないことは難しくても、採らないことを選べる商品もたくさん存在します。

野菜を買うときに有機野菜を選んでみる、新しい化粧品に買い替えるときに今度はオーガニックコスメを試してみる、ネットショッピングで無添加食品を注文してみるなど、できることから始めてみましょう。

ガチガチになってしまうと、つらくなってしまいます。できるところからなら、楽しんで試せそうですよね。

一部でも添加物を採らないものを選択できれば、今までより気持ちも軽くなるはずです。

ゆっきー

調味料を少しずつ無添加のものを選んで購入するのも、お手軽でおすすめだよ!

ひよこ君

添加物が少ないスーパーで買える食パンについても紹介してるから
ぜひチェックしてみて!

採りすぎた自覚がある場合はファスティングでリセットする

採りすぎは悪いと分かっていても、ついつい食品添加物を採りすぎてしまったなと思う日もありますよね。

自分で自覚がある場合は、ぜひファスティングに挑戦してみましょう。食品添加物以外にも、私達は知らず知らずのうちに残留農薬や排気ガスなどさまざまなものを体内に蓄積してしまっています。

ファスティングをすることで、添加物を含む毒素を体の外に排出できます。添加物を採りすぎて体が重たいと感じたときは、ファスティングでリセットさせましょう。

ゆっきー

ファスティングにおいては以下の記事で詳しく解説しているから、ぜひチェックしてみてね〜!

まとめ

いかがでしたか?

今はいつでもどこでも食べたいものをスーパーマーケットやコンビニですぐ手に入れられますが、そこには食品添加物が関わっていることも分かりましたね。

さらに、なぜ使われているのかや添加物との向き合い方も、何なのかよく分からずに怖がっていた添加物の正体が分かれば、不安な気持ちが軽くなったのではないでしょうか。

きちんとした知識があれば、添加物と上手に付き合っていくことは、それほど難しくありません。

あくえり先生

ぜひ、添加物と上手に付き合って、健康で豊かな生活を手に入れてください。

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この記事を書いた人

体と心を整えるオーガニックライフ3年目|青森の友人農家から大好きな有機野菜を毎月購入|週末は奥さんとカフェ巡り・飲み歩き旅|夢は有機野菜の農園を作ること|ファスティングを中心に-12kgのダイエット成功

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