こんなにあるの!?国内外のオーガニック認証マーク一覧

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オーガニックに興味が出てきた時、「どうやってオーガニック製品だと見分けるの?」ということが気になるのではないでしょうか?ぱっと見だけでは、どの製品がオーガニックか分かりにくいですよね。

そんな時、オーガニック製品だと見た時にぱっと見で分かる方法があります。それは、厳しい基準を満たしたオーガニック製品であることを証明する「認証マーク」がついている商品を探す方法です。

今回は、厳しい基準を満たしたオーガニック製品であることを証明する「認証マーク」を国内だけでなく国外の規格も含めてご紹介します!

ひよこ君

「認証マーク」ってなんだろう?
いくつもあったりするのかな?

ゆっきー

オーガニックって海外の方が商品が多いイメージなんだけど、国内と国外での基準とかも同じなのかな。。。

あくえり先生

そんなひよこ君の疑問を解決するために、国内外のオーガニックに関する「認証マーク」について紹介します!

目次

オーガニック認証とは?

オーガニック認証とは、農作物や食品、化粧品、日用品などの原料や製造方法が、オーガニック基準を満たしていることを証明する制度です。オーガニック基準は、国や地域によって異なりますが、一般的に、化学肥料や農薬、合成添加物の使用を禁止し、自然の力で作られたものを認証しています。

日本では、農林水産省に認可された登録認定機関に申請し、検査をクリアした商品は「オーガニック(有機)」であることを表示できます。認証を受けていないものを「オーガニック」と名乗ることは処罰の対象になります。

他にも、世界中に数多くの認証機関が存在しています。有機食品の市場規模が大きいヨーロッパや北米では、どの認定機関が認証したものかという基準で商品を選ぶ消費者がたくさんいます。

ひよこ君

なるほど!「オーガニック」を名乗るためには、登録された認定機関に申請しないといけないんだね。

あくえり先生

そうなんだよ。実は「オーガニック」を名乗るには厳しい基準にクリアした製品のみにつけることができるんだ。その分安心して商品を買うことができるよね!

国内外の主なオーガニック認証マーク

有機JASマーク

有機JASマークとは、日本農林水産省が定めた有機農産物、有機加工食品、有機畜産物、有機肥料の品質基準を満たした商品に認定されるマークです。このマークが付いた商品は、安全で安心な農産物や食品であるという証明になります。

有機JASマークは、商品の包装や容器に表示されています。また、インターネットで販売されている商品でも、商品ページに表示されている場合があります。

有機JASマークが付いた商品を購入することで、安全で安心な農産物や食品を安心して食べることができます。

ひよこ君

確かに、スーパーでこのマークがついた野菜とかアーモンドとかよく見かける!このマークを目印にオーガニック製品を探したらいいんだね。

ゆっきー

目印となるマークがあることで、オーガニックをあまり買ったことがない人でも、安心して購入することができるってことだね!

ひよこ君

もっと詳しく認証マークについて知りたい!っという方は、農林水産省のホームページでも確認することができるらしいよ。ぜひ、興味がある人は見てみてね!
農林水産省 HP:https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

USDA(ユーエスディーエー)


米国農務省(USDA)のオーガニック認証は、世界で最も厳しい認証の一つです。アメリカで販売されている有機農産物に対して、アメリカの農務省の下に位置する全米オーガニックプログラム(NOP)という制度によって、厳しい基準を設けてオーガニックであることが認証されています。

認証を受けるためには、農業生産者、加工業者、流通業者が、厳しい基準を遵守する必要があります。また、全成分の95%以上が有機栽培からなる原料でつくられた製品でなければ認められないなど、日本の「有機JAS」に相当する基準を定めています。

ひよこ君

とっても厳しい審査に受からなければ、認証のマークを使うことができないなんで、、、日本と一緒でアメリカでも徹底されているんだね。

あくえり先生

そうだね。全成分の95%以上が有機栽培からなる原料で作らないといけなかったり、飼育が必要な動物の餌も生まれた時から有機農産物で育てなければいけないなど、たくさんの規制があるらしいよ。

あくえり先生

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ米国農務省(USDA)のNOP(National Organic Program)のホームページを参考にしてみてね!
NOP:https://www.ams.usda.gov/about-ams/programs-offices/national-organic-program

ECOCERT(エコサート)認証

エコサート(ECOCERT)は、フランスのトゥールーズに本拠地を置く国際的なオーガニック認証機関です。オーガニックコスメにおける世界最大規模の認証機関として、最も信頼が高く厳格な機関と認知されています。

エコサートの認証を受けるためには、厳しい基準を遵守する必要があります。主な基準は、次のとおりです。

  • 原料は95%以上が天然由来であること
  • 合成香料、合成着色料、パラベン、フタル酸エステル、シリコン、鉱物油などの化学物質は使用しないこと
  • 動物実験をしていないこと
  • 製造工程で環境に配慮していること

エコサート認証を受けた商品は、オーガニックコスメの安全性と品質を保証しています。

ひよこ君

もっと知りたい人のために、エコサート(ECOCERT)のホームページも紹介するね!
ECOCERT:https://www.ecocert.com/ja-JP/%E8%AA%8D%E8%A8%BC

ユーロリーフ認証

ユーロリーフ認証は、欧州連合(EU)が定めるオーガニック農業規則に従って生産された農産物であることを証明するマークです。加工品においては原料の95%以上がオーガニックであることを証明するものです。ユーロリーフは、欧州旗の象徴でもある12個の星、葉の形、緑色を組み合わせたデザインで、欧州と自然の融合をイメージしています。

ユーロリーフ認証を受けるためには、厳しい基準を遵守する必要があります。主な基準は、次のとおりです。

  • 農薬や化学肥料の使用を禁止すること
  • 遺伝子組み換え作物の使用を禁止すること
  • 合成添加物の使用を禁止すること
  • 動物福祉に配慮すること
  • 環境に配慮すること

ユーロリーフ認証は、世界中で最も認知度の高いオーガニック認証の一つです。ユーロリーフマークが付いた商品は、世界中のオーガニック消費者に信頼されています。

GOTS(ゴッツ)

GOTS(Global Organic Textile Standard)は、国際的なオーガニック繊維の認証基準です。糸、生地、衣類などの繊維製品が対象で、製品が日本に届くまでに関わる全ての工程で、オーガニックコットンであることが保証されています。

GOTS認証を受けるためには、厳しい基準を遵守する必要があります。主な基準は、次のとおりです。

  • 原料はオーガニックコットンであること
  • 農薬や化学肥料の使用を禁止すること
  • 遺伝子組み換え作物の使用を禁止すること
  • 合成添加物の使用を禁止すること
  • 労働者の健康と安全に配慮すること
  • 環境に配慮すること

GOTS認証を受けた商品は、オーガニックコットンの安全性と品質を保証しています。

ひよこ君

この認証は「繊維」においてのオーガニック認証マークなんだね。食べ物以外にもマークがあるなんて知らなかった!

ゆっきー

オーガニックで作られている繊維製品なんて素敵だよね!しかも、自分で調べにくいところだと思うから、認証マークがあることで、より安心して購入することもできるね。

OCSオーガニック認証

OCS(Organic Content Standard)は、オーガニックコットンを含む製品の製造・管理等に対する認証制度です。原料から最終製品までの履歴を追跡し、5%以上のオーガニック原料を含む製品に該当する「OCS Blended」、95%以上のオーガニック原料を含む製品に該当する「OCS 100」の2種類があります。

OCS認証を受けるためには、厳しい基準を遵守する必要があります。主な基準は、次のとおりです。

  • 原料はオーガニックコットンであること
  • 製造工程で化学物質の使用を制限すること
  • 労働者の健康と安全に配慮すること
  • 環境に配慮すること

OCS認証を受けた商品は、オーガニックコットンの安全性と品質を保証しています。

あくえり先生

こちらは製品の製造や管理に対する認証マークですね。商品を製造して手元に届くまでにとっても大事な管理においても、オーガニックにこだわっているのはとても素敵ですね。

CCPB認証

CCPB(Certification Consortium for the Organic Production and Processing)は、1995年に設立されたイタリアの認証機関です。オーガニック農産物、有機加工食品、有機畜産物の認証を行っています。

CCPBは、イタリア農業食料森林省の承認を受けており、EOCC(ヨーロッパ有機認証機関評議会)とIFOAM(国際有機農業運動連盟)と提携しています。また、日本農林水産省の有機JAS登録外国認定機関となっています。

CCPBの認証基準は、厳格なオーガニック基準に基づいています。認証を受けるためには、農業生産者、加工業者、流通業者が、これらの基準を遵守する必要があります。

CCPB認証を受けた商品は、安全で安心なオーガニック農産物、有機加工食品、有機畜産物であることが保証されています。

CORオーガニック認証

CORオーガニック認証は、カナダの有機制度Canadian Organic Regime(COR)に基づいて与えられます。CORは、1990年に制定されたカナダの有機農業に関する法律です。CORに基づく認証を受けるためには、農業生産者、加工業者、流通業者が、厳しい基準を遵守する必要があります。

COR認証を受けた商品は、安全で安心なオーガニック農産物、有機加工食品、有機畜産物であることが保証されています。

日本の有機JAS制度とカナダのCOR制度は、両国の有機制度が同等であると相互に認めています。そのため、COR認証を受けた商品は、日本の有機JAS制度に基づく認証を受けた商品と同様に、日本国内で販売することができます。

COR認証の基準は、次のとおりです。

  • 農薬や化学肥料の使用を禁止すること
  • 遺伝子組み換え作物の使用を禁止すること
  • 合成添加物の使用を禁止すること
  • 動物福祉に配慮すること
  • 環境に配慮すること

COR認証を受けた商品は、CORマークが付いています。CORマークが付いた商品は、安全で安心なオーガニック農産物、有機加工食品、有機畜産物であることが保証されています。

ひよこ君

やっぱり認証マークがあるのとないのでは、安心感が違う気がする!
けど、家の近くのスーパーとかで認証マークがついた商品をすぐに見つけることができるのかな。。。

ゆっきー

そんな時に、とっておきの通販サイトがあるからご紹介するね!

認証マークがついた商品が購入できる?!オススメ通販サイト

Biocle

オーガニックの専門知識を持つ方が、海外の現地まで足を運び仕入れられた商品を購入できる通販サイト、Biocle。世界のあらゆるところから探し出された、素材の本来の味を楽しむことができる商品がたくさんあります。

オリーブオイルやトマトソース、チーズや塩・砂糖などの商品から、ピザやクッキー、デザートまで様々なものが取り揃えられているので、欲しいものが手に入ること間違いなしですね。

さらには、購入するのが初めてで不安な方は、実店舗で直接購入することもできますよ。気になる方は、ぜひお店まで足を運んでみてください。

ひよこ君

近くのスーパーに認証マークがついた欲しい商品が手に入らなくても、通販でお手軽に購入できるのはとっても嬉しいですね!

Biocle:https://biocle.jp/

まとめ

いかがだったでしょうか。

日本国内ではまだまだオーガニック製品に対する知識が多くない方が大半ですが、諸外国では商品を選ぶ際に「どのような原料・成分が使われているのか」「どの種類の認証マークがついているのか」という視点で商品を選択する人がかなり増えています。

認証マークは、商品を選ぶ際に、私たちが地球環境に配慮した選択をするための重要な情報の一つです。認証マークを参考に、健康的で、地球にやさしい商品を選部ことができると良いですね。

ゆっきー

オーガニック製品を買いたくても、どの商品がオーガニックか今まで見分けることが難しかった方も、認証マークがあったら安心して商品を選べるようになりますね!

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この記事を書いた人

体と心を整えるオーガニックライフ3年目|青森の友人農家から大好きな有機野菜を毎月購入|週末は奥さんとカフェ巡り・飲み歩き旅|夢は有機野菜の農園を作ること|ファスティングを中心に-12kgのダイエット成功

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