注目度が高まり続けているオーガニックコスメ。オーガニックコスメを取り扱うブランドもどんどん増えて、以前に比べて、デザインも価格帯も幅広く展開されるようになりました。
だからこそ、今度は「どのオーガニックコスメを選んだら良いのだろう?」と迷ってしまいますよね。
そこで、今回の記事では次のような内容でオーガニックコスメについて紹介していきます。
- オーガニックコスメって何?
- オーガニックコスメの選び方は?
- おすすめのオーガニックコスメ14選!
あなたに合ったオーガニックコスメを選ぶ参考にしていただければ嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
オーガニック化粧品とは?
オーガニック化粧品とは、化学肥料や農薬を使わない有機栽培の植物の成分を主成分として作られた化粧品のことを言います。
オーガニック化粧品は、化学的な成分を一切使用しないか、あるいは少量のみ使用している化粧品のことを意味することが多いです。植物が持つ力を利用した自然由来の化粧品となります。
植物は、危険を察知して自分の足で移動したり、逃げたりすることができません。そのため、外界からのストレスや環境の変化に対応する能力に優れています。
オーガニック化粧品は、そのような植物の力を借りて、私達が持つ自然治癒力や回復力を引き出すことを目的としたコスメです。
オーガニックコスメの選び方
オーガニック認証された商品がおすすめ
オーガニックコスメの購入の際には、オーガニック認証された商品を選ぶのがおすすめです。
現状のところ、日本においては、オーガニック化粧品と表示するための明確なオーガニック成分の含有量の基準がありません。そのため、1部のみにオーガニック製品を使用した化粧品であっても、「オーガニック化粧品」と名乗ることができます。
ですが、オーガニック認証のついている商品は、それぞれの認証機関の審査を通過して、条件を満たしたコスメになります。オーガニック認証にはさまざまなものがありますが、それぞれ基準が異なります。
ここからは、代表的なオーガニック認証について、紹介していきます。
ECOCERT (エコサート)

エコサートは、フランスに本部を置く国際有機認証機関です。コスメだけでなく、農産物、食品、酒類、畜産品、テキスタイルやホームケアまで幅広い認証を取り扱う世界最大規模のオーガニック認証機関になります。
エコサートが定める基準は、下記になります。
- 完成品に含まれる原料が95%以上自然由来であること
- 全原料の10%以上がオーガニックの成分であること
- 植物原料の95%以上がオーガニックの成分であること
- パラベン、鉱物油、合成香料の使用禁止
COSMEBIO(コスメビオ)

コスメビオは、2022年に設立されたフランスのエコロジカル・オーガニック化粧品の協会による認証マークです。こちらの認証マークは、エコサートの基準を満たしたコスメに与えられています。
原料サプライヤー、製造業者、化粧品研究所、流通業者などが加入していて、欧米ではオーガニックコスメのスタンダードとなっています。
コスメビオ認証の定める基準は、下記になります。
- 完成品に含まれる原料が95%以上自然由来であること
- 残りの5%の原料も、指定以外の化学原料でないこと
- 全原料の10%以上がオーガニックの成分であること
- 植物原料の95%以上がオーガニックの成分であること
- イオン加工処理、化学香料使用の禁止
BDIH

BDIHは、ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟の略です。2000年に設立され、世界初の本格的なナチュラルコスメのガイドラインとなりました。
ドイツのオーガニックコスメの基準となっており、BDIHが定める基準は下記になります。
- 可能な限り、植物原料を使用すること
- 原料に使用する植物は、有機栽培か野生採取であること
- 防腐剤には天然成分を使用すること
- リサイクル可能な容器を使用すること
- 動物実験の禁止
- 合成着色料、合成香料、合成油脂、シリコン、パラフィンその他の石油製品の使用の禁止
- 遺伝子組み換え原料の使用の禁止
- 放射線照射による殺菌、防腐加工の禁止
Soil Association (ソイル・アソシエーション)

ソイル・アソシエーションは、イギリス最大規模のオーガニック認証機関です。1946年に「健康な土壌が健康な植物を育み、それが健康な体を生んでいく」という基本理念のもと設立されました。
ソイル・アソシエーションは、厳しい審査が有名です。EU規則や他の各国のオーガニックの基準と比較しても、より厳しい基準を設けています。
ソイル・アソシエーションが定める基準は下記になります。
- 水以外の70%以上がオーガニック原料であること
- 工業地帯から離れた場所で栽培されていること
- 過去5年以内に遺伝子組み換えが使用されていないこと
- 化学肥料や農薬の使用、水栽培、鉢植えなどの禁止
- 遺伝子組み換え原料の使用の禁止
オーガニック成分を確認
オーガニックコスメを選ぶときには、認証の確認とあわせて、成分表示もチェックしてみましょう。
どの成分がオーガニックの成分で、それがどの程度含有されているかを確認するのがおすすめです。
一般的な化粧品に含まれる、防腐剤、洗浄成分、乳化成分、色素、香料、油剤、溶剤、整肌成分について、自然由来のオーガニック成分を見ていきましょう。
防腐剤
防腐剤は、コスメの保存期間を長くする役割を果たします。
自然由来の防腐剤の例:ヒノキチオール、ローズマリーエキス、セージ油、ティートリー油、銀、エタノール、クマザサエキスなど
洗浄成分
洗浄成分は、肌や髪の汚れを洗う成分です。洗顔料やシャンプーなどに使用されています。
自然由来の洗浄成分の例:石けん、ぬか、クレイ、あずきの粉、うぐいすの粉など
乳化成分
乳化成分は、肌をなめらかにする成分で、クリームや乳液などに使用されています。
自然由来の乳化成分の例:石けん、えんどう豆エキス、レシチン、ラノリンなど
色素
色素は色をつける成分です。主にメイク用品に使用されます。
自然由来の色素成分の例:酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、カルミン、紅花、クチナシ、孔雀石など
香料
香料は香りをつける成分です。
自然由来の香料の例:ラベンダー油、ティートリー油、ダマスクバラ花油、スウィートオレンジ油、レモン油、サイプレス油、フランキンセンス、ゼラニウム油、グレープフルーツ油、ジュニパー油など
油剤
油剤はオイル成分で、クリームや乳液などのベースとして使用されます。
自然由来の油剤の例:オリーブ油、アーモンド油、ツバキ油、アボカド油、マカデミアナッツ油、アルガン油、ココナッツ油、ごま油、ひまし油、グレープシード油、ひまわり油、シア油、ココア油など
溶剤
溶剤は、植物エキスを抽出するときに使用する液体です。
自然由来の溶剤の例:水、エタノール、グリセリン
整肌成分
整肌成分は、肌を整える成分です。
自然由来の整肌成分の例:へちま、ラベンダー、ドクダミ、課もマイル、バラ、さくら、オウバク、トウキンセンカ、甘草、ボタン、ニーム、セージ、ハマメリス、アロエ、セイヨウオトギリソウなど
美容成分の高いものを選ぼう
せっかくなので、美容成分の高いものを選びましょう。
3大美容成分と呼ばれているのは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸です。それぞれ肌のハリ、弾力、潤いを保ってくれるので、アンチエイジングにおすすめです。
ビタミンC誘導体、カモミラエキス、アルブチンなどは天然由来の美白有効成分で、メラニン対策に有効です。くすみや角質のケアにとっても大切な成分となります。
おすすめコスメ14選
ここからは、おすすめのオーガニックコスメを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
化粧水
ALLNA ORGANIC 化粧水
厳選された23種類の有機栽培の植物由来成分と12種類の美容成分がたっぷり配合された贅沢な化粧水。セラミドやヒアルロン酸といった、美容に欠かせない有名どころの成分もしっかりと含まれています。
うるおいをたっぷり与えてやわらかな肌を作ってくれる化粧水は、保湿重視の方におすすめです。
オーガニックらしいシンプルでお洒落なパッケージも魅力的で、思わずお部屋に飾りたくなります。容量も200mlで、ちょうど1か月くらいで使い切りやすいサイズです。
Natures for ヒーリングローション
水を1摘も使用していない濃厚な化粧水です。ヘチマ水、ダマスクバラ花水、ゲットウ葉水
といった自然由来の成分で出来たシンプルなアイテムです。
肌馴染みが抜群で、重ね付けするたびに美容成分が肌の奥まで浸透して、しっかりと潤います。自然で爽やかな良い香りで、リラックス効果もばっちりです。
アロインス オーガニック99 アロエローション
プチプラのオーガニック化粧水なら、アロインス オーガニック99 アロエローションがおすすめです。初めてのオーガニック化粧水としても、試しやすいですね。
300mlの大容量で日常使いにぴったりです。高級な化粧水は、つい量を気にして使ってしまいがちですよね。お求めやすいお値段で、毎日のスキンケアのたびにたっぷりと使えます。
金額が安くても、オーガニックアロエのしっとりとした質感と爽やかな香りの実力派アイテムです。
日焼け止め
ソレオ オーガニックス
ブドウ種子油やヒマワリ種子油などが配合されたオイルベースの日焼け止めです。
しっとりと肌になじむ日焼け止めで、乾燥肌の方におすすめです。日焼け止め効果も高い方ですが、外での活動時間が長い方や汗を良くかく方は、こまめな塗りなおしが必要です。
Sinn Purete パーフェクトUVミルク プロテクション
Sinn Purete パーフェクトUVミルク プロテクションは、石けんで落とせる日焼け止めを探している方におすすめです。日焼け止めを塗ったときは、クレンジングで肌に負担をかけてしまうのが心配ですよね。
簡単に落とせるのに、紫外線にも汗にも強い優秀アイテムです。ただ、摩擦に弱いのが弱点で、長時間の使用や場面によって塗りなおしが必要です。
乳液
チャントアチャーム モイストミルク
100%天然由来成分でできたお肌にやさしい乳液です。
天然由来の成分がたっぷりと配合された乳液は、敏感肌の方におすすめです。質感の良いテクスチャーで、乳液のベタベタ感が苦手な方も気負わず使っていただけます。
試しやすいプチプラ価格も魅力です。
WELINA 乳液
人間の生体水に近いハワイの海洋深層水で作られた乳液です。天然成分のミネラルをお肌がぐんぐん吸収します。
お肌のキメを細かく整えてくれるので、毛穴が気になる方や乾燥肌の方にもおすすめです。
パッケージもお洒落で、お部屋に飾るだけでも素敵なインテリアのようで気分が上がります。
アルテヤオーガニック ブルガリアンローズモイスチャライザー
アルテヤオーガニックは50カ国以上で展開され、世界中から愛されるスキンケアブランドです。
アロエベラ液汁やシア脂が配合された乳液は、少量でもよく伸びて、とても使いやすいです。ローズウォーターとローズオイルのやさしい香りでお肌を包み込み、美容成分を浸透させます。
世界的に見ても、リピーターの多い絶大な信頼を持つアイテムです。
美容クリーム
osaji フェイシャルクリーム
osaji フェイシャルクリームは、国産の植物由来の原料で、皮膚科学を元に開発された美容クリームです。アレルギーリスクのある成分も極力いれられていません。敏感肌の人にも使いやすいクリームですみずみずしいテクスチャーで、肌の内側はしっとり、外側はさらっと仕上がります。毎朝のお化粧前のスキンケアにもぴったりです。
trilogy ロザビン ナイトクリーム
オーガニック認定ローズヒップオイルに、オリジナルブレンドのエイジングケア成分ロザピン™を配合した贅沢なナイトクリームです。
ターンオーバーを促して、お肌の悩みを睡眠中に解決し、艶肌を完成させてくれます。エイジングケアに力を入れたい方におすすめです。
ラベンダーやローズセラニウムの香りが、睡眠の質も高めてくれます。もちろんデイクリームとしても使える優秀アイテムです。
ARGITAL ブライトモイスチャライジング カモミールクリーム
カモミールの香りが魅力的な美容クリームです。香りに癒されながらスキンケアをおこなうことで、肌が美容成分を吸収しやすくなります。
お肌の赤みや乾燥をおさえて、くすみを除去し、透明感のある肌に導いてくれます。顔だけでなくボディ全体にも使用が可能です。
チューブタイプで、最後まで衛生的に使用できます。
オイル
reMio オーガニックアルガンオイル
希少なアルガンオイル100%の美容オイルです。肌のターンオーバーをサポートして、肌バリアを高めてくれます。
肌のベースからケアして整えることで、ハリと弾力のある健康的な肌へ導きます。気になるくすみやむくみも除去してくれる頼りになるアイテムです。
肌が成分を吸収しやすい、洗顔や入浴後すぐの使用がおすすめです。顔だけでなく、全身に使用できます。
Gamilia Secret フェイスオイルワイルドローズ
10種類のオーガニック美容成分を使用した贅沢な高級美容オイルです。
高い保湿効果はもちろんのこと、10種類の植物の持つビタミンやミネラルが美容液のように肌の奥まで浸透します。
スキンケア中も、ワイルドローズの香りがエレガントな気分を演出してくれます。
少し価格が高いですが、効果や使い心地は抜群です。自分へのご褒美や大切な人へのギフトにもおすすめです。
spa hinoki オーガニックホホバオイル
使いやすいホホバオイルがベースになった美容オイルは、初めての美容オイルとしてもおすすめです。
ホホバオイルに豊富に含まれるワックスエステルという成分は、人間の皮脂構造と同様の成分構造となっています。そのため、肌馴染みが良く、敏感肌の方でも安心して使うことができます。
顔や全身はもちろん、髪の毛にも使えるの美容オイルは、大活躍間違いなしのアイテムです。シャンプーに少し混ぜて使えば、髪がツヤツヤに生まれ変わります。
他にも!オーガニックスキンケアなら「Supmile(サプミーレ)」がおすすめ!
オーガニックのスキンケア商品を購入できる場所も増えてきましたが、一体どこで買ったら良いのか迷ってしまいますよね。
信頼できるオーガニックスキンケアのネットショップとしてSupmile(サプミーレ)がおすすめです。
Supmile(サプミーレ)は、肌、心、環境にとって優しく心地よいスキンケアを届けているブランドです。他の会社ではあまり見慣れない、表示義務のない成分も含めて使っている原料を全て開示し、由来や目的までをホームページにて表示されています。

例えば、みんながよく聞いたことがある【グリセリン】(成分)については、由来:ヤシ・パームヤシ、役割:保湿 など全ての項目がHPに記載されていたよ!



実は私も大のファン!乾燥肌かつ敏感肌で困ってたところに出会って、化粧水を塗る前に「ボタニカルケアオイルAZ」を使うと、すごく保湿されて乾燥知らずの肌質に変わったんだ!
エネルギーの高いオーガニックコスメを、ぜひチェックしてみてくださいね。


引用:https://www.r-b-g.jp/?srsltid=AfmBOoouvu_K-CB_Clpmx76Moce89LBcu0QGTuABIjtH3xFdYnww1_Yk
まとめ
いかがでしたか?
この記事があなたに合ったオーガニックコスメを選ぶ一助となれば、嬉しいです。
ぜひオーガニックコスメを生活に取り入れて、より豊かな毎日を手に入れてくださいね!